相模原市緑区大山町の旧セントラル自動車跡地に、ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)と三菱地所が開発を進めている大型複合物流施設「ロジポート橋本」の稼テナント契約率が、すでに2割以上となっていることが分かった。同施設は、2015年1月末の完成予定。ラサール関係者によると、稼働から半年以上前に、契約率2割を超えるのは、「極めて異例」とし、相模原エリアで大型物流施設のニーズが高いことを示しているという。(千葉 龍太/2014年5月1日号掲載)
ラサールなどが、旧セントラル跡地に開発する「ロジポート橋本」は、敷地面積約6万7000平方メートル。ここに地上5階建てで、総床面積約15万7000平方メートルの施設を建設している。免震構造を採用。
40フィートコンテナ車が各階に着車できる大型ランプウェイを完備する。複数の企業に入居してもらい物流機能を提供する「マルチテナント型」の施設にする。
稼働10カ月前にもかかわらず、すでに2割にあたる2万5000平方㍍が入居予約で埋まったという。ラサール関係者は「稼働前にここまで高い契約率となるのは、これまで建設した施設の中でも初めて」とした。