リフォーム専門業者のサンヨーテクノ(相模原市中央区宮下)は、クロスの張り替えといった小さな工事から間取り変更の大きな工事まで手掛ける。丁寧な仕事が評判を呼び、業績を伸ばしている。
相模原を中心に八王子、町田の住宅やマンションなどの工事を行っている。月平均20件の仕事をこなす。年間売上は約8000万円。
中山進社長は「顧客からの信頼を得るために、どんな工事でも行っている」と話す。
水回りやキチンといったリフォームのほか、スケルトンと言われる、マンション、戸建ての全面改修工事もしている。また、床の水平値が誤差1ミリ以下という難しい施工も行う。丁寧な仕事ぶりや、定期的なメンテナンスも行い、リピーターが増えているという。
従業員は7人で、外部の大工6人を抱えている。
同社では、資材などを発注する事務方と現場監督がチームを組み、2人一組で仕事にあたっている。今までは、現場監督が発注などを行っていたが、分業制にすることにより仕事の効率が上がったという。
現在、新規案件も増えてきていることから、人員も増員し、手掛けた物件のアフタフォローにも注力していく。さらに、個人だけではなく、法人の案件も手掛けるという。
中山社長は「現在は、個人からの依頼が95%となっている。これからは法人物件のリフォームも増やしていきたい」と語っていた。
(船木 正尋)