相模原市は、「自殺総合対策の行動計画」を策定した。2005年の自殺者数130人に対し、17年までに20%以上(104人以下)減らすことを目標に掲げた。
市では、自殺対策は個人と社会に対する働きかけの両面から総合的に取り組むこうと、同計画を策定した。期間は、14年から17年までの4年間。自殺総合対策の基本方針としては、①社会的要因を踏まえ総合的に取り組む②自殺対策の普及・啓発③地域の実情に即した施策を行う―などが盛り込まれている。
市の自殺者数は、毎年150人前後で推移しており、12年には120人と前年の161人から減少している。17年までに104人以下に減らすことを目標に掲げる。(2014年5月1日号掲載)