大和の町工場の「吸音パネル」、坂本龍一さん絶賛/芸術展覧会に採用


大和市深見西にある小さな町工場の製品が、世界的な音楽家・坂本龍一さんの目に留まり、都内で開催中の芸術展覧会「東京アートミーティング」に全面採用された。軽量ながら周囲の雑音を低減する「吸音パネル」で、この町工場が開発したオリジナル製品。静かな部屋の中で音楽を聴くのに最適な素材として評価され、坂本さんに「世界一の吸音材」と言わしめた。(千葉 龍太)
町工場は素材メーカーの「静科」。社員数わずか8人ながら「吸音」の技術を磨き、住宅用の吸音パネルなどを製造販売している。高速道路の騒音対策にも同社技術が採用されている。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。