相原高校、高校生らがデザイン/山野中央公園が完成


 県立相原高校(相模原市緑区橋本)・環境土木科の生徒らと相模原市公園課との連携により設計を進めてきた山野中央公園(南区上鶴間本町1丁目)が完成。3月31に開園した。
 今回の相模原市公園課との連携は、都市計画を学ぶ生徒たちの教育の交流が広がること目的に行われた。
 公園の造園計画は、同校の環境土木科・環境緑地科の1、2年生徒76人が参加した。同校の生徒から作品を募集し、立地や施設の構成を考えた力作の中から選ばれた5作品を基にデザインされた。
 公園は相模大野駅にほど近い閑静な住宅地にある。近隣の住民や小学校に通う子ども達の遊びと休憩の両面を備え交通の安全に配慮した構図に仕上げた。
 前面に設置された大きなキノコの休憩施設が印象的で、1000平方センチメートルの敷地内には、西に多目的な広場がある運動のゾーン、中央部に遊具と遊びのゾーン、東はベンチと芝生の休息のゾーンを設けた。
 設計に参加した生徒は「地域の方が集まりやすく子どもがのびのびと安全に遊ぶことができる楽しい公園になれば」と話していた。 (船木 正尋/2014年5月10日号掲載)

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