津久井まちづくり会議/野生鳥獣被害で報告書


 相模原市緑区の津久井地区で、サルやイノシシといった野生鳥獣による農作物被害が広がっている。
 各種団体など構成する「津久井地区まちづくり会議」が自治に加盟している全世帯を対象にアンケートを行った。報告書によると、青野原、鳥屋地区において、サルやイノシシなどによる農作物被害が多いことが浮き彫りになった。
 アンケートは昨年の5~6月の2カ月間実施。3964世帯が回答した(回答率は52%)。調査結果では、回答者の約62%(2481世帯)が鳥獣による被害を被っていることが判明した。 
 特に、串川や青野原で、サルやイノイシシの被害が目立った。時期は、6~8月、9月~11月に収穫シーズンが多く。とうもろこし、サツマイモの被害報告が多かった。
 鳥獣被害対策としては、防護柵が半数以上を占めた。
 また、報告書には、ヤマビルの被害報告や対策方法なども盛り込まれていた。 (2014年5月10日号掲載)

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