「日中交流芸術祭」が6月7~15日の9日間、相模湖交流センター(相模原市与瀬)で開催される。期間中には中国人の二胡奏者によるコンサートや水墨画家の展覧会なども行う。(船木 正尋/2014年5月20日号掲載)
主催は、芸術振興団体の相鑑舎(橋本欽至・代表理事)と同センター。
相鑑舎の橋本代表理事は、「市制60周年を迎える相模原市で、改めて中国文化交流の必要性を感じ、日中交流芸術祭を開くことになった」と話していた。
芸術祭初日の7日からは、二胡奏者のチェン・ミン氏のコンサートが行われる。
2011年に放映されたNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の劇中音楽なども手掛けている。最終日の15日は鍵盤打楽器のマリンバコンサートも開かれる。
演者は石見玲奈氏。09に開かれた国際マリンバコンクールで1位を受賞すなど国内外で活躍している。また、相模原市と姉妹都市である無錫市の水墨画家・一空山人氏の展覧会も開く。
6月15日まで。無錫市の太湖を描いた作品などを展示するほか、相模原在住で、洋画家の成田禎介、日本画家の戸田みどり氏、水墨画の田澤伯堂氏の3人が水をテーマに描いた作品も飾られている。
7日には一空氏による公開制作を行う予定。