相模原大野地区、浸水対策工事が始動


掘削機の起動ボタンを押す小星副市長(中央)ら

掘削機の起動ボタンを押す小星副市長(中央)ら


稼働したシールドマシン

稼働したシールドマシン


 相模原市大野地区の雨水幹線整備工事が本格的に始まっている。台風や多発しているゲリラ豪雨から浸水被害を防ぐため、市が総工費11億円をかけて実施。境川下流域へと続く既設管に接続し、雨水を流す計画で来年3月の完成を目指している。(船木 正尋/2014年6月1日号掲載)
 同工事は2013年3月から開始され、旧南部学校給食センター跡地(南区文京)に発進立坑を構築し、防音ハウスを建設した。
 5月21日には、シールドマシンと呼ばれる採掘機を始動させた。全長約6メートルで、外径は約3メメートル。1日12メートル以上を目指して、約1キロメートルの横穴を掘り進めていく。今年の3月には、境川に通じる既設管への接続が完了している。
 経路は、若松小前交差点を南西に折れて県道52号線を進み、若松商店街入口付近が終点となる。
 

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