
見ごろのムシトリナデシコ
大和市深見西に2カ所ある観光花農園で、「ムシトリナデシコ」が見ごろを迎えている=写真。
深見西の両園では、高さ50センチメートルほどに育ったムシトリナデシコが、赤紫色のきれいな花を咲かせている。一面の色鮮やかな光景に、足を止め、眺めたり写真撮影をしたりする人の姿が見られた。
ムシトリナデシコは、江戸時代に観賞用に輸入され、国内に広まったナデシコ科の草。同園では、市内農家の協力で、農地に鑑賞用の花を植えたもので、農地の保全と有効利用を目的としている。(2014年6月10日号掲載)