国土交通省・相武国道事務所とNEXCO中日本(中日本高速道路)は、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の相模原愛川IC(インターチェンジ)~高尾山IC間(延長14・8キロメートル)が28日午後3時に開通すると発表した。東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道が高速道路で接続され、都心を通らず目的地に行くこと可能になる。また、開通区間と並走している国道16号、129号の混雑も抑えられるとしている。(千葉 龍太/2014年6月20日号掲載)
今回、圏央道は総延長の約7割が開通することになる。同事務所の発表によると、相模原愛川IC~高尾山IC間の開通により、都心経由や一般経由だった広域交通が転換。圏央道が「環状道路」としての機能を発揮するとしている。
これにより、長距離移動の大型車が集中していた国道16号線の混雑、慢性的な渋滞が生じていた都心部の環状8号線の課題解消が期待できるという。