相模原市、「広域交流都市」で具体策/圏央道開通など反映


 相模原市は、橋本・相模原の両駅を一体的拠点として新たな街づくりを進めるため、「広域交流都市推進戦略」と具体的な基本計画を策定した。リニア中央新幹線計画はじめ、相模総合補給廠の一部返還、小田急多摩線の延伸構想、6月28日に開通した圏央道(さがみ縦貫道)などのポテンシャルを生かしてまとめたものだ。(編集委員・小宮山光賢)
 都市推進戦略は、首都圏南西部の玄関口として、産業施設や教育文化施設が集中する同市の特性を生かし都市力の向上を図る方策を決めた。
 基本計画では、橋本・相模原両駅を核として一体整備を進める理念と方針を明らかにしている。
 市では、来月初めにも関連機関の代表や学識経験者らによる検討委員会を設け、土地利用や交通ネットワーク、駅前広場の活用法などの具体的な検討に入る。(2014年7月1日号掲載)

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