大和市、コンビニ内への設置で協定締結/消火資機材


協定を結ぶ大木市長(右から2番目)

協定を結ぶ大木市長(右から2番目)


 大和市は1日、コンビニエンスストア3社(ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス)の店舗に「スタンドパイプ消火資機材」を設置するための基本協定を結んだと発表した。
 コンビニ各社と同協定を締結するのは全国で初めてという。
 「スタンドパイプ消火資機材」は、消火栓や排水栓から取水し、放水するための資機材。放水距離は水平で15㍍で、建物の2~3階まで到達する。取り扱い方法も難しくなく、老若男女問わず使用できるという。
 今回の協定は、市の防災体制のさらなる充実を図ることを目的にとした。
 24時間営業のコンビニは、市内に店舗数が多く、いつでも利用できる。このため、同資機材をコンビニ店舗に置くことで、いざというときにすぐに利用できる体制作りに効果が見込めるという。
 市は今秋から各店舗に順次設置していく。
 大木哲市長は「設置を快く引き受けて頂き、大変感謝している。365日24時間営業しているコンビニに設置できることは、大変心強い」と述べていた。(2014年7月10日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。