黒岩祐治知事を相模原から盛り上げようと、「知事を囲む会」が1日、ホテルラポール千寿閣(南区上鶴間本町)で開かれた。県議や市議、企業経営者や地域団体の代表者ら、約300人が出席した。黒岩知事は任期満了まで残り数カ月、再選に向け、地元産業界などの支持を呼び掛けた。(本橋 幸弦)
同会は、杉岡芳樹・日本商工連盟相模原支部代表世話人(相模原商工会議所会頭)が実行委員会代表を務め、相模原・津久井青年会議所(JC)のOB有志らが発起人となり開催した。
「これからの県政について」をテーマに、講演した黒岩知事は、「神奈川は今後、全国で最も高齢化が急速に進む。超高齢社会を乗り切る神奈川モデルをつくる」として、自身が掲げる「ヘルスケア・ニューフロンティア構想」について説明した。
また知事は、地元産業界で関心の高い「さがみ産業ロボット特区」についても言及した。(2014年7月10日号掲載)