大和市はこのほど、「外国人市民サミット」を同市深見の生涯学習センターで開催した。
市内には、66カ国約5600人の外国人が在住している。こうした言語や文化などが異なる外国人の意見などを聞くとともに、互いの交流を図る目的で毎年実施しているもの。今回は9カ国21人が参加。大木哲市長も出席した。
参加者の自己紹介などの後、教育・子育て、災害への備えなどについてグループ討論を行った。討論では「同じ年の子同士の親の情報交換の場がほしい」、「災害時にはさまざまな手段で多言語の情報発信を」などの意見があった。
バングラデシュ出身のレハナ・アフリンさん(45)は「災害に関することなどいろいろ学ぶことが多かった。またできれば参加したい」と話していた。(2014年7月10日号掲載)