大和市消防本部はこのほど、横浜市消防局と「横浜・大和消防合同水難訓練」を境川中島橋付近で実施した。
昨年、台風により増水した境川で人が流される事故が発生し、両市が救助活動に当たった。
同訓練は、このような水難救助事案を想定して実施したもの。
同訓練では、大和市消防署警備二課の第二指揮隊・第二消防隊・第二救助隊合わせて17人と横浜市消防局の職員30人が参加した。
大雨で増水した境川に人が転落し、下流に流されたという想定した。
水面上に浮かぶ救命道具である「浮環」を両岸からロープで投げ入れ、救命胴衣を着けた隊員が川に入って救助。
要救助者を岸へ引き上げ、救命処置をしていた。(2014年7月10日号掲載)