ネパールで20年にわたり草の根支援を行っている「オーケー・バジ」こと垣見一雅さん(74)の報告を兼ねた講演会が6月24日、大和市内で開催された。
認定NPO「いきいきフォーラム草の根支援」(東京)の主催。
垣見さんは、ネパールの村に住み、学校や灌漑設備など農業施設の建設や、飲料水の確保など現地の人のニーズを聞き取り20年間、支援活動を続けている。
移住当時、英語しか話せず、現地に人との会話ではいつも「OK」を連発したことから親しみを込めて「OKバジ(OKおじさん)」と呼ばれる。
講演会では、スライドを使い支援の様子を解説するとともに、今年3月に現地で盛大に開催された「支援20周年の記念セレモニー」の報告も行われた。
垣見さんは「ネパールでは、84歳の時に特別の祝いがある。それまであと10年は頑張らなければ」と語り、祝福の拍手を受けていた。 (編集委員・小宮山光賢/2014年7月10日号掲載)