「ものづくり補助金」、県内は323件採択/今年度2回目


 中小企業の試作開発などを支援する「ものづくり補助金」の今年度2回目の公募の採択結果が発表された。
 全国の申請件数は、過去最多となる1万5019件あった。このうち6697件が採択された。採択率は前回の第1回目公募分より高い44・6%だった。神奈川では323件(申請件数は非公表)が採択されていた。
 今回は採択されたのは、1次公募2次締め切り(5月14日)分。関係者によると、県内企業の採択率は50%前後だったとみている。全国と同様、県内でも過去最多の申請件数があったとされる。
 同補助金は3種類。具体的には、健康・医療、環境・エネルギー、航空・宇宙分野への進出を支援する「成長分野型」が補助上限を1500万円、「一般型」は1000万円とし、それぞれ設備投資や試作品開発を支援する。
 「小規模事業者型」は補助上限700万円で試作品開発を対象にする。補助率はいずれも3分の2となる。     (千葉 龍太)
(千葉 龍太/2014年7月20日号掲載)

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