駒沢化成、峡の原団地に進出/本社と生産機能を集約へ


移転する駒沢化成の現本社(中央区陽光台)

移転する駒沢化成の現本社(中央区陽光台)


 プラスチック成形の駒沢化成(相模原市中央区陽光台)は、峡の原工業団地(同市緑区橋本台)内に本社機能を持った新拠点を設立する。
 現本社に加え、同市中央区田名にある3工場も、新拠点に集約。業務効率化などを図っていく。今年度中に実現させる計画だ。
 同社はプラスチック成形の自動車部品を主力に、医療向け「血液検査用セル」などを生産する。
 峡の原工業団地に設ける新社屋は橋本台3丁目に位置し、工場跡地を活用する。敷地面積約2300平方メートルのRC造り4階建て。総床面積は2450平方メートル。まずは現在の本社機能を9月に移転する。その後、敷地内に生産工場も新設して、年内にも第2と第3工場の機能を移す。
 これまで各拠点で生産ししていたものを、1カ所に集めることで、生産の効率化や短縮化につながるとしている。
 河野八郎社長は「生産拠点を一極に集約し、作業を効率化したい。短納期とすることで、お客様に喜ばれるような製品を提供する」と話した。(芹沢 康成/2014年7月20日号掲載)

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