相模原愛川IC開通効果、一部で渋滞緩和を確認/隣接区間は交通量増加


相模原愛川ICの様子

相模原愛川ICの様子


 国土交通省などが集計した圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の交通状況によると、相模原愛川IC(インターチェンジ)~高尾山IC間の開通によって国道129号では同区間の〝開通効果〟による渋滞緩和も確認された。また、隣接区間の交通量は大幅に増加し、物流の活性化にもつながっていることが分かった。
  開通後1週間(6月29日~7月5日まで)の交通量は、平均3万4000台。圏央厚木IC~相模原愛川IC間の交通量は、新区間の開通前の2万2400台に比べ、2万4200台(108%)増の4万6600台と、大幅に増加した。
 東名高速道路の横浜町田IC~横浜青葉ICは5%減少、関越自動車道の鶴ヶ島JCT(ジャンクション)~川越ICは3%減少、中央自動車道の八王子JCT~八王子ICは3%増加となった。
 国道16号は、相模原市内の淵野辺交差点で、開通前後とも4万2300台と変化がなかった。一方、国道129号(田名赤坂)は4万7600台から4万4000台と、6%減少。渋滞緩和の効果が確認された。(2014年8月1日号掲載)

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