基調講演を行った堀内美堅氏
県と「さがみはら市民会議」が主催する「企業×ＮＰＯ×大学パートナーシップミーティング」が８月４日、ユニコムプラザさがみはら（南区相模大野）で開かれた。
企業やＮＰＯなど、定員を超える80以上の団体が参加し、各団体の関心の高さがうかがえた。同ミーティングは、県が進めるパートナーシップ支援事業。県が企業・ＮＰＯ・大学の調整役となり、マッチングの機会を提供するもの。今年で３年目。
県内４地区で開催し、今回は県央地区の企業やＮＰＯを対象に開催された。基調講演を行ったブックオフコーポレーション総務部チーフマネージャーの堀内美堅氏は、東日本大震災の被災地で、同社が行っている移動図書館の支援活動を紹介。「社会貢献活動であっても、自社の得意分野を活用することが重要」と話した。
県内10団体によるプレゼンテーションも行われ、自然保全、清掃活動、地域交流などさまざまな活動が紹介された。
県ＮＰＯ協働推進課は、「年々、コンスタントにマッチング企業は増えており、今年からは大学も募集対象になっている。団体個々の強みを活かし、互いに出合うことで化学反応を起こすきっかけにしてほしい」と話した。
今後は９月に横須賀、10月に湘南で説明会を開催予定。県内の団体であれば参加可能。問い合せは、同課０４５(２１０)１１１１。
