次世代の太陽光発電の本命として期待されている「薄膜太陽電池」の本格普及をめざしたキックオフフォーラム」がこのほど、横浜市中区の横浜港大さん橋ホールで開かれた。県などで構成される実行委員会が主催した。
「かながわ発!エネルギー革命~太陽光発電 フィルムの時代へ」をテーマに、各分野の専門家が話し合った。会場には、薄膜太陽電池も展示された=写真。フォーラムの冒頭、黒岩祐治知事が「昨年は水素エネルギーを取り上げたが、今回は薄膜太陽電池がテーマ。
技術開発、商品化が急ピッチで進んでおり、今や太陽光発電の主役は『薄膜』といえる」とあいさつした。続いて、専門家による講演やパネルディスカッションなども行われた。(2014年8月10日号掲載)