相模原市が決定、緊急地震速報を全小学校に配置


 相模原市は市内全小学校に、緊急寺院速報システムの設置を決定したと発表した。
 緊急地震速報システムは、地震発生直後、大きな揺れが到達する前に警報を発することを企図した早期警報システムの一つ。「一般向け」と、「高度利用者向け緊急地震速報」の2種類がある。
 今回市が導入したのは後者で、テレビや携帯端末で使用されている「一般向け」と比べ、あと何秒後にどの程度の大きさの地震が来るかなど、細かい情報を手に入れることができるという。
 すでに市内16校に設置済みで、8月中には、中学校の防災教育実践校である小山中学校を含め、市内全小学校に設置される予定になっている。
 今後は、このシステムを活用した防災訓練を実施することで、児童生徒がより主体的に安全の確保に努めるよう、防災への意識の向上を図っていく予定だ。(2014年8月20日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。