JR横浜線で、1988年から26年にわたって通勤・通学の足として走り続けてきた車両「205系」が8月23日で運行を終了した。
205系は、軽量ステンレスを採用し大幅な軽量化を実現した車両で、首都圏では山手線に次いで2番目に導入された。同社では、保有数1000両を超える主力車両だった。
須藤駅長は、「205系は運行を終了するが、引き続き愛される横浜線を目指していく」とあいさつ。「出発進行」を合図に、車両は警笛を鳴らし、ホームを後にした。
JR東日本横浜支社では、同車両の営業運転終了に合わせて、記念ヘッドマークを取り付けた車両が8月1日~23日まで運行した。
引退した車両の一部は、インドネシアの鉄道会社へ有償譲渡される。(2014年9月1日号掲載)