相模原市は8月21日、東京ガス神奈川西支店(中濱一芳支店長、相模原市南区相模大野)、東京ガスライフバル澤井(澤井茂男社長、町田市中町)、東京ガスライフバル相模原(澤井宏行社長、中央区相模原)の3者と「地域の見守り活動に関する協定」を締結した。
各社の検針員が顧客訪問中に孤立世帯の異変を発見した場合、市に通報する。
なお、救急救命など緊急の対応を必要とする場合は、直接、警察や消防などにも通報する。
通報を受けた市は、すみやかに関係機関などに連絡を取り、対象者の安否を確認するなど適切な措置を行う。
協定は、市と民間事業者が連携することで、孤独死などの発生を未然に防止することが目的。市民の福祉の向上を図る。
加山市長は「日常生活の見守りが必要で、地域の事業者との連携は意義深い。安全で安心して暮らすことができる地域社会づくりを目指していく」とあいさつした。(2014年9月1日号掲載)