相模原市の大学生と高校生が、同市のシティセールスについて議論する「ハイスクール&カレッジ議会」が8月6日、桜美林大学プラネット淵野辺キャンパス(中央区淵野辺)で開かれた。市制60周年記念事業として、相模原青年会議所(JC)が主催し、同市、市議会、市教育委員会が協力した。議会では〝学生議員〟たちが論戦を交わした。
議論のテーマは、「相模原のシティセールスを考える」と「広める」の2つ。高校生・大学生あわせて72人が参加。3日間開催され、実際の市議会と同じ運営方法で議論を行った。最終日には学生の代表者が、小星敏行副市長へ政策発表を行った。
学生からは、「シャッター商店街を、子育てママと大学生をターゲットにしたカフェ通りにし、各大学と連携した子育て支援の場とする」「市内高校・大学の部活やサークルが発表を行う合同学園祭を開催する」「学生が議論をして、行政に伝える学生会議所の設置」などの政策が発表された。(2014年9月1日号掲載)