国交省、圏央道は大幅増加/お盆の交通 台風で減少


 国土交通省は、お盆期間(8月7日~17日)中の高速道路と国道の交通状況をまとめた。圏央道で交通量が大幅に増加したが、台風11号の影響で全国的に交通量と渋滞が減少したことがわかった。
 全国の高速道路の主な区間の日平均交通量は、昨年同期と比べ約8%減った。10キロメートル以上の渋滞回数は436回で、昨年同期と比べほぼ横ばいとなった。
 圏央道相模原愛川インターチェンジ(IC)~高尾山IC間の交通量は1日平均4万5300台。東名~中央道間が圏央道で接続したことで、圏央厚木IC~相模原愛川IC間の交通量が5万5100台と前年同期の1万8700台から約2倍に増加した。
 一方、全国の国道の主な地点の平均交通量は、2・7%の2万8500台/日。観光地周辺の国道は、3・8%の2万5400台/日だった。
 国道16号(相模原)は4万3100台と、前年同期の4万9200台から12%減少。また、八王子バイパス(相原~打越)は、2万7400台と、同3万7400台から27%減少した。(2014年9月10日号掲載)

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