高齢者や障害者向け施設を運営する相模福祉村(相模原市中央区田名)は、10月を目標に同区大野台で「相模クラーク学園」を開設する。定員は生活介護が50人、デイサービスが20人、日中一時支援事業と就労継続支援B型が10人。障害者の生活介護や就労支援を中心に、障害児の放課後などのデイサービスも行う。
就労継続支援B型は、就労が困難な障害者の自立と社会参加を促進することが目的。就労の場を提供して、生産活動などに必要な訓練を行う。
生活介護は、介護などが必要な障害者に必要な支援を行うとともに、運動プログラムや創作・生活活動の機会を提供。日常・社会の生活を営むことができるよう支援している。
土地建物は、和泉短期大学(旧クラーク学園和泉福祉専門学校)から今年3月に取得した。敷地面積は2272平方㍍で、建築物は鉄筋コンクリート造3階建て。
赤間源太郎理事長は、「今後ますます、障害者の社会就労に向けた課題解決は必須である。このような事業所を、さらに展開していきたい」と話していた。(2014年9月20日号掲載)