相模原市、公文書館がオープン/歴史的資料の集中管理へ


開館を祝うテープカット

開館を祝うテープカット


 相模原市立公文書館が1日、同市緑区久保沢の城山総合事務所内にオープンした。
 歴史的価値のある公文書を集中管理し、市民の調査・研究活動に役立てていく。
 市が保存・管理する条例・規則や総合計画、議事録などの資料は約2万5000点。
 市内6カ所で分散させていたが、公文書館で一括管理する。
 市の歴史や特徴を知ってもらおうと、開館を記念した企画展示を実施。「まだまだつながる 市制施行60周年」では、市制移行時の「旧相模原町最後の議会会議録」など約25点を紹介。
 プロ野球・巨人の原辰徳監督の父、貢氏が一日市長を務めた際の記録も展示されている。
 市は同日、オープンセレモニーを開催。県・市両議会や地元自治会、近隣市町の公文書館などから関係者約30人が招待され、テープカットで開館を祝った。
 来賓の長友よしひろ県議は「郷土の歴史を次世代に引き継いでいくため、重要な施設となる。歴史を学んだ上で、新たなぺージをつづっていくことは大変意義深い」と祝辞を述べた。      (2014年10月10日号掲載)

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