宮上ふるさとまつりが10月11日、宮上ふれあい広場で開催された。秋晴れということも手伝い、家族連れなど地域の住民で賑わった。
終戦から間もない1940年代後半から70年近く続くイベント。宮上地区住民の親睦和合を目指し、明るいまちづくりを目指し開催している。
宮上地区の11自治会や婦人部などは模擬店を出店し、焼きそばや焼きとりなどの軽食を販売。また、防犯協会や消防団も参加し、交通安全・防犯、火災予防の啓発を行った。
第1部では、地区のみこし保存会が維持・管理している「宮上みこし」と子供みこしを担ぎ、会場内を練り歩いた。
また、4種目のゲームコーナーのほか、相原高校ジャグリング部の生徒によるパフォーマンスも行われ、会場を賑わせた。
第2部では盆踊りが行われ、相武明神太鼓の伴奏に合わせて相模原音頭や神奈川踊りを踊っていた。まつりには延べ4000人の来場者が訪れた。
実行委員会の原照司委員長(宮上連合自治会会長)は「マンションや住宅が建てられ、人口が増えてきたが近所付き合いは減った。まつりを切っ掛けに住民間のコミュニケーションを増やしたい」と話す。(2014年11月10日号掲載)