相模原市議会の議会運営委員会(阿部善博委員長)は10月31日、市議会の議員定数について、現行の定数49から「各区1減(3減)の46(緑区11、中央区17、南区18)とする方針で採決した。
これまでの協議では、議運委6会派のうち、新政クラブ、公明、民主・新無所属の会、颯爽の会の4会派が「定数3減の46」で一致。市民連合、共産党の2会派からは、「現状維持」の意向が示されていた。
議運委では、これ以上の歩み寄りが見られないことから、定数を3減とする採決が行われ、新政クラブ、公明、民主・新無所属の会、颯爽の会の4会派が賛成。市民連合、共産党の2会派が反対し、議運委としては、「定数3減の46」に決した。
これにより、今月19日から始まる12月定例会議に条例案が提出される見込みとなった。ただし、全会一致ではなかったため、議運委からの条例案の提出はせず、賛成会派と賛同する無所属議員による「議員提出議案」として出す見通し。
12月定例会議で可決されれば、来年4月に予定されている統一地方選挙から、議員定数は各区1減の46となる。(本橋 幸弦/2014年11月10日号掲載)