さがみはらファミリークリニック、相模原市で訪問診察/地域密着型診療所が開業


「地域の健康増進に役立ちたい」と話す水上院長(右)

「地域の健康増進に役立ちたい」と話す水上院長(右)


 相模原市中央区上溝の国道129号上溝バイパス沿いに「さがみはらファミリークリニック」が開業した。患者の自宅などを訪問し、医療を行う〝訪問診療〟に力を入れている。
 訪問診療は、高齢で体を動かすことが難しい人や、認知症で通院が困難な人などが対象。事前に患者からの同意を得た上で、医師が計画的に往診を行うもの。
 医師が主治医として意見書を作成し、ケアマネージャーや訪問看護師と連携を図っている。健康の維持に必要な相談やサポートのほか、簡単な外科・皮膚科処置なども併せて行うことが可能。
 同クリニックでは、24時間365日対応できる体制を整え、夜間の電話相談や緊急診療にも応じる。可能エリアは、主に相模原市中央区(上溝・田名・横山)と緑区(田名)など。
 同クリニックを開いた水上潤哉院長は、東京医科大学に6年間ほど勤務し、都内のクリニックなどで在宅医療を経験した。「相模原市は昔から住む人や、新たに移住してきた人など、さまざまな人が住んでいる。子供から高齢者まで、安心して診察を受けてもらえる診療所を目指す」と意気込む。
 内科と皮膚科を診療する同クリニック。外来では血液検査のほか、レントゲンや超音波による検査、簡単な外科処置などもできる。
 問い合わせは、同クリニック042(719)8279まで。(2014年12月1日号掲載)

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