相模原市議会、議員定数3減「46」/来春選挙から各区1減


 相模原市議会は11月19日、12月定例会議を開会し、市議会の議員定数を現行の定数49から3減の46とすることを賛成多数で可決した。
 これにより、来年4月に予定されている統一地方選挙から、議員定数は各区1減(緑区11、中央区17、南区18)となった。
 これまで議会運営委員会(阿部善博委員長)の協議では、議運委6会派のうち、4会派が「定数3減の46」で一致。市民連合、共産の2会派からは、「現状維持」の意向が示されていた。
 議運委では、これ以上の歩み寄りが見られないことから採決が行われ、2会派が反対したが、賛成多数で「定数3減」に決した。
 この議運委の採決結果をうけ、議案は賛成会派と賛同する無所属議員の計11人の議員提出議案として提出された。
 本会議では、「せめて選挙の1年前に決定すべきもので、決定時期が遅すぎる」「議会機能を弱める危惧がある」などの反対意見が上がった。採決では共産が反対、議運委では反対だった市民連合は賛成に回り、賛成44、反対3の賛成多数で可決された。(2014年12月1日号掲載)

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