独・BMW製オートバイを修理・販売するリトモ・クリエイト(東京都西東京市)は、相模原市中央区相模原に初の正規ディーラー「BMWモトラッド・サガミハラ」をオープンさせた。大規模な再開発が予定される相模原駅前一帯をビジネス展開する上で、高ポテンシャルエリアと位置づけている。
新店舗=写真=は中央道・東名道・圏央道など主要交通網に囲まれ、国道16号相模原警察署から約300メートルの西門商店街に位置。相模総合補給廠の一部返還などで注目されるエリアに出店したことで、より多くの潜在顧客へ周知することが狙いという。(芹澤 康成/2014年12月10日号掲載)
ショールームはBMWドイツ本社のレイアウト設計を取り入れた最新のCI(コーポレート・アイデンティティー)に準拠し、約163平方㍍の規模に常時約8台の新車を展示。商談や交流に利用する空間「バイカーズ・ミート」、ライダー向け用品やアパレルの展示・販売など、BMWモトラッドの世界観を体感できる構成となっている。
ショールームの裏手には、3基のリフトを備えるサービス工場を併設し、修理から車検整備まで対応できる。同社が旧車のレストア(再生のための修理・整備)で培った技術やノウハウを生かし、メンテナンス・サービスを提供するとしている。営業時間は午前10時~午後7時まで。水曜日と第1・3火曜日は定休日となる。
BMW車は、昨年の登録台数が3600台と2012年から17%増加。今年は1月から10月までで、登録台数が昨年度同期比で18%増加したという。
15日に開かれたレセプションでは、オートバイ愛好家の波戸康弘氏(横浜マリノス・アンバサダー、元サッカー日本代表)や、ロードレーサーの井筒仁康選手ら約30人を招待した。BMWジャパンからベスト・パートナーの証である盾も授与された。
森田威社長は「購入からアフターサービスまで、フルサービスを提供する。この地域のユーザーに、充実したBMWモトラッド・ライフを提供するための新たな情報発信拠点としたい」とあいさつした。