相模原警察署(相模原市中央区富士見)は、年末年始に増える事件事故の防止にむけ、先月1日から特別警戒を実施している。期間中は各種イベントなどを通し、市民らに向けて防犯や交通安全を啓発している。
11日には、飲酒運転や交通事故の防止を呼び掛ける「いかん、みかん」キャンペーンが国道16号の同署前の交差点で行われた。「年末の交通事故防止運動期間」の初日にもあたる。
同署員や相模原交通安全協会などの会員40人が、信号で停止した車両に対し、「飲酒運転や交通事故はいかん」の語呂合わせでミカンを配布。約500セット用意された広報物を約15分で配り終えた。
また、20日には小山地区に居住する高齢者を対象に危険個所巡りバスツアーを開催。交通事故防止意識の高揚を図った。
参加者は、近年、死亡事故が発生した現場から約5カ所を見学。安全講話で自転車の交通ルールも再確認した。
秋葉弘幸署長は「安全に対する意識を改めてほしい」と話していた。(2015年1月1日号掲載)