やまと市民会議が先月29日、市地域医療センター(大和市鶴間)で開催。市民が大和市の施策などについて意見を交換した。
今回のテーマは「子育てしやすいまちについて考えよう」。同市が子育て世代の人にとって住みやすいまちであるために、取り組むべき課題を得ることが目的。
グループに分かれた参加者が、市における子育て環境の「よいところ」「気になるところ」などについて議論。意見を整理し、投票で選ばれた意見を代表者が発表した。
「子供が生き生きと遊べる場」「仕事と子育ての両立」など4つのテーマについて話し合った。各グループがまとめた意見では「子供の頃から音楽や美術、文学に接する機会を増やす」などの意見が出た。
参加者は市内の高校に通う生徒6人を加えた35人。市職員から施策や議論の進め方などの説明を受け、討議を開始した。
参加した関根一成さん(35)は「仕事で子育て世代と関わることが多く、関心があったので参加した。いろいろな世代の意見が新鮮で、気づかされることが多くあった」と話していた。(2015年1月1日号掲載)