県議会は12月25日、民主党で相模原市南区選出の山下昌一朗氏(38)から提出された辞職願を許可した。辞職理由は「一身上の都合」としている。
山下氏は衆議院議員の本村賢太郎氏の県議時代の秘書を務め、2007年に31歳で相模原市議会議員に初当選。11年の県議会議員選で、南区2位で当選。民主党・かながわクラブ県議団の総務会長を務めていた。
昨年7月を最後に、山下氏は県議会に出席していない状況が続いていた。関係者によると、昨年の夏ごろから体調を崩していたという。
今年4月の統一地方選に向け、民主党は山下氏の辞職願が出された先月24日、南区の後任候補として、同区在住の会社経営者の京島圭子氏(43)を公認した。
京島氏は山梨県出身、甲府商業高校卒。病院勤務、保険会社を経て、保険代理業・訪問介護事業の会社を経営。大学生の息子をもつ1 児の母。
京島氏は「病院や介護の現場経験を活かし、医療や福祉を重要政策としていく」としている。 (2015年1月10日号掲載)