サーティーフォー、「らぁ麺食堂吉凛」を開業


オープンした「吉凛」=相模原市緑区西橋本

オープンした「吉凛」=相模原市緑区西橋本


 住宅販売のサーティーフォー(相模原市緑区橋本)の子会社「DELIC‘S(デリクス)」は9日、同市緑区西橋本1丁目に「らぁ麺食堂吉凛(きちりん)」をオープンした。サーティーフォーの飲食業への参入は、事業多角化の一環という。
 建物は木造2階建ての新築で、2階が賃貸住宅、1階が店舗になっている。店内は無垢材と白を基調としたシンプルなデザインで、まるでカフェのような雰囲気。座席数は28席、10台分の駐車場も完備する。
 デリクスの中村広重社長は「スタイリッシュな空間で、シンプルなラーメンを提供したかった」とコンセプトを話す。
 看板メニューの「醤油らぁ麺」(700円)は、丸鳥・豚・野菜から出し汁をとったシンプルな味わい。麺は北海道産の国産小麦の細麺を使用。「素材を活かし、毎日食べても飽きない味を追求した」(同)という。
 サイドメニューも充実。小龍包のようなジューシーな肉汁があふれる「羽根付焼きギョーザ」(400円)や、数十種類のスパイスとラーメンスープで煮込んだ「本格スパイシー伽哩ライス」(650円)もお勧めという。
中村社長は「将来は市内の各区に、それぞれ1店舗ずつ出店したい」と話していた。(2015年1月20日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。