ショートステイ2月開始、東淵野辺に特老ホーム/大野北誠心園


「介護サービスの向上に努めたい」と話す竹末施設長

「介護サービスの向上に努めたい」と話す竹末施設長


 特別養護老人ホーム「大野北誠心園」(相模原市中央区東淵野辺)が昨年末に開所し、2月からショートステイサービスを開始している。
 建物は鉄筋コンクリート造4階建てで、延床面積は5600平メートル。全室個室で140室、うち10室はショートステイに利用する。すでに定員130人はほぼ埋まっているという。
 同園を運営する社会福祉法人三光会は、1998年に栃木県日光市に「誠心園」を開設。10年に東京都町田市に「町田誠心園」を開設しており、同会にとって3つ目の特養ホームとなる。
 三光会の松田圭介理事長は「大野北地区にはこれまで特養ホームがなく、地域からの期待を強く感じている。入居希望や他の施設から移りたいという希望も多い」と話す。
 施設長の竹末浩子さん(52)は、日光市の誠心園で施設長を務めていたが、大野北誠心園の開所にあたり単身赴任で相模原市にやってきた。
 竹末さんは「入居者やご家族、スタッフとの人の繋がりを大切に、介護サービスの向上に努めたい」と話していた。
 同園では、入居希望やショートステイの施設見学を随時受け付けている。問い合わせは、042(758)7733まで。(2015年2月10日号掲載)

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