本格中華の敦煌酒楼(相模原市中央区相模原)が運営する宅配サービス「中華to家(ちゅうかチュッか)」が好評だ。相模原・町田の両市内で、約1万5千世帯が会員登録しているという。
人気は、新鮮なエビを特製チリソースでからめた「エビチリ」(540円)や、3種類の辛さから選べる「マーボー豆腐」(同)などの定番メニュー。また、同店の看板料理で、一つひとつ手で包み、鉄鍋で焼き上げる「焼小龍包(ヤキショウロンポウ)」も注文数が急上している。
宅配メニューは約70種類を揃え、一品200円台から。チャーハンや焼きそば、炒め物など主な料理は540円均一となっている。
相模原周辺の地域では、外食について「低価格・低品質」または「高価格・高品質」を求める〝2極化〟の傾向があるという。同店では、本場中国の料理人が作る本格的な中華料理を、リーズナブルな価格で提供している。
現在、同店では数量限定で、北海道産タラバガニを使用した料理を販売。「タラバガニの葱生姜(ネギショウガ)炒め」(745円)、「タラバガニの豆板醤(トウバンジャン)炒め」(同)の2品をメニューに加えている。宅配の注文は通常エリアなら計1200円以上で、午前10時~午後10時半まで電話で受け付ける。また、インターネットサイト「出前館」から注文することもできる。(2015年2月10日号掲載)