相武国道事務所、相模原IC 2月29日開通/沿線の産業集積 期待高まる


 国土交通省相武国道事務所は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)相模原インターチェンジ(IC)が3月29日正午に開通すると発表した。相模原ICへのアクセス道路として、津久井広域道路(新小倉橋~根小屋間2・8キロメートル)も同時に供用を開始。近隣の国道413号などからもアクセスが可能となる。 
 相模原ICは、昨年6月に開通した高尾山ICと相模原愛川ICの間に位置し、相模原区間では2カ所目のIC。相模原市内から圏央道を利用する場合、2カ所のICを使い分けることが可能となり、より圏央道を利用しやすくなった。
 圏央道は、3月8日に海老名ジャンクションから寒川北IC間が開通。関越道から新湘南バイパスまでが接続される。
 また来年度中には、桶川北本IC(埼玉県桶川市)から先のルートも開通予定となっており、東北道、常磐道、東関東道へも首都高速道路を経由せずに、アクセスが可能なる見込みだ。
 また、相模原市は「産業集積促進条例(STEP50)」を今年4月に改正し、積極的な企業誘致に取り組むなど、地域産業活性化も期待される。
 相模原IC付近の川尻地区では、ショッピングモールの建設が年度末の完成をめどに進められている。  (2015年3月1日号掲載)

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