物流施設「ロジポート橋本」、新規雇用規模最大1500人に/最多半年でフル稼働


旧セントラル跡地に稼働した大型施設

旧セントラル跡地に稼働した大型施設

 ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)と三菱地所が相模原市緑区大山町に2月に完成させた複合物流施設「ロジポート橋本」が本格稼働した場合、最大で1500人に新規雇用が見込めることが分かった。同施設は、旧セントラル自動車の跡地に立地し、物流施設としては国内最大級。            (編集委員・千葉龍太/2015年3月10日号掲載)
 ラサール不動産の中嶋康雄CEO(最高経営責任者)が、完成記念式典に詰めかけた報道陣に対し、明らかにした。
 現段階の入居率は5割以上としているが、フルに埋まった場合は、「1200~1500人の新規雇用が見込める」(中嶋CEO)と言及した。
 ラサールと三菱地所は2013年8月に同じ相模原市内の中央区田名に大型物流施設「ロジポート相模原」を稼働させている。
 同施設ではすでに約1800人の雇用を創出したとしている。
 今回完成させた「ロジポート橋本」は、撤退した旧セントラル自動車の跡地に建設された。セントラル撤退後は、13年秋から着工していた。
 同施設は地上5階建て。総床面積15万6600平方メートルで国内でも有数の大規模施設という。すでにKDDIが東日本の物流拠点として進出を決めてほか、複数の大手企業も入居も内定しているという。

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