相模原市、18年度から全面開園/補給廠 運動施設整備へ


「相模原スポーツパーク(仮称)」のイメージ

「相模原スポーツパーク(仮称)」のイメージ


 相模原市はこのほど、中央区の在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)の共同使用区域内に都市公園を整備するための基本計画案を示した。軟式野球場や多目的フィールドを整備する計画。概算の総事業費は約43億円で、2018年度の全面開園を目指す。
(芹澤 康成/2015年3月20日号掲載)
 仮名称は「相模原スポーツパーク」で、誰でも気軽に利用できる駅近・身近なスポーツ・レクリエーション交流拠点がコンセプト。軟式野球場は人工芝の面積1万4000平方メートルで、外野フェンスや観客席(320席)などは移動可能なものを設置する。
 多目的フィールドは、プロ仕様の人工芝(約11880平方メートル)と一般向けの人工芝(約1130平方メートル)の2面を整備。プロ向けフィールドには、移動式の観客席(1960席)を設置する。
 施設中央付近には芝生広場(約7500平方メートル)を整備。また、各設備を囲むようにジョギングコースを約1・4キロメートルも整える。
 スポーツ施設として市民の体力向上や健康増進を図るほか、大規模災害時の広域避難所など防災機能の強化なども想定している。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。