エンドウナチュラルデンタルオフィス、専門医が入れ歯製作/保険適用でも対応


入れ歯専門医の伊藤副院長

入れ歯専門医の伊藤副院長

 エンドウナチュラルデンタルオフィス(相模原市緑区橋本)は、専門医による患者に合わせた入れ歯を作成している。保険適用や自費診療を問わず、より精度の高いオーダーメイドに対応するという。
 特徴は、型取りを2回行うこと。1回目の型取りで口に合わせた枠を作成。2回目の型取りで、口腔やあごの状態を正確に把握する。かみ合わせの位置なども重要なポイントとなる。
 素材は従来通り、樹脂やシリコン、金属などにも対応。製作にかかる期間も2週間~1カ月程度と、数回の通院で全行程が終了する。
 製作数は開院してから約1年間で十数例。60代以上の患者が多い。
 治療の参考価格は、保険適用で数千円から。自費診療の入れ歯でも22万円からとなっている。
 虫歯や歯周病などで歯が抜けると噛む力が弱まり、歯茎がやせ細ってしまう。入れ歯が安定せず、やがて使用できなくなってしまうという。
 同院では、常に変化する口内の状態に入れ歯を合わせるため、3カ月に一度の定期検診をすすめている。残っている歯のクリーニングも行い、虫歯や歯周病の早期発見にもなる。
 担当医の伊藤恭輔副院長は、新潟大学歯学部を卒業。在学時から入れ歯を専門に研究してきた。「使い心地は従来の入れ歯と違うはず。まずは相談に来て欲しい」と呼びかけている。   (2015年4月1日号掲載)

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