相模原市、峰山霊園に合葬式など基本計画を策定/市営墓地の需要増対応


計画における区画イメージ

計画における区画イメージ

  相模原市は、市営墓地基本計画を策定。2029年度までの15カ年計画で、峰山霊園に合葬式墓所や一般墓所などを整備する。区画数は、市内の墓地需要の約30%に当たる6300区画。内訳は合葬式墓所4500区画を基本とし、一般墓所も1800区画を配する。 
 合葬式墓地は、まず樹林をシンボルとする樹林型を2500区画整備。残りの2000区画は23年度の中間見直し時に、需要を改めて調査した上で整備区画数や時期などを検討していく。
 一般墓所は1区画1・5平方メートル。合葬式墓所の整備との整合を図り、芝生・洋型墓所1800区画を整備する。
 区画数の拡張に伴い、墓参者が増加すると想定。西側の調整池上に駐車場を造成する。
 同計画は、14年度に策定した「改訂市営峰山霊園整備計画基本構想」の要素を踏まえ、その後の社会情勢の変化や検討委員会の提言などを盛り込んだ。長期的視点に立った基本計画策定を目指す。
 峰山霊園の公募状況は、芝生墓所(計4424区画)と普通墓所(計2732区画)における有骨区分の優先枠が平均1・58倍。一般区分では平均50倍を超え、市営墓地に対するニーズは高い。 (2015年4月20日号掲載)

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