企業の景況感 全産業で回復、円安 原油安など背景/日銀3月県内短観


 日本銀行横浜支店が発表した2015年3月の県内企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、3月の全産業ベースで1年ぶりに改善し、前回調査(昨年末)から3ポイント上昇のプラス12となった。業種別でも製造業のDIがともに改善していた。  (編集委員・千葉龍太/2015年5月1日号掲載)
 業種別のDIをみると、製造業が前回より2ポイント上昇のプラス14となり、前回判断から上昇した。なかでも設備投資回復を背景に「はん用・生産用・業務用機械」や半導体製造装置などの「電気機械」が大幅改善した。

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