MBC合同会計、税制改正で無料セミナー/相続の悩みを解決


相続対策を説明する中山税理士

相続対策を説明する中山税理士

  MBC合同会計(相模原市中央区相生)は4月4日、相模原市の産業会館で相続税無料セミナーと相談会を開いた。今年1月から税制改正になった相続税について概要から対策などを紹介し、参加者の個別の悩み相談にも対応した。
 白井清一代表税理士は冒頭で、「合法的に節税対策を行っても、3割や5割になることはない。相続の悩みを少しでも悩みや不安を解消してほしい」とあいさつした。
 代表税理士の中山吉晴氏は、財産の「贈与」を勧める。「申請しても、預金の名義を変更しないと“相続”として扱われることもある」と注意を促した。
 「間違いやすい相続の知識」として、借金をして節税する方法を説明。自宅や賃貸物件など建物を建てると節税になるが、「入居率や返済計画を見誤るとリスクが大きい」と警鐘を鳴らした。
 また、「生命保険の取り扱いは間違いやすい」という。税務上、保険料支払者の財産となる。保険料を払ったときではなく、事故などの発生時に課税されるという。
 中山代表税理士は「無料セミナーで、普段支えてくれている地域に貢献できれば」と話していた。
 同法人は7月18日午後1時半から、産業会館で同セミナーを開催する。予約制で定員30人までとなっている。参加費は無料。
 問い合わせは、MBC合同会計042(758)5681まで。 (2015年5月1日号掲載)

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