日相印刷、9月に印刷市場始動/販促用パズル製作


新ブランド「印刷市場」を打ち出した荒井氏(右)

新ブランド「印刷市場」を打ち出した荒井氏(右)

  創業50年を迎えた日相印刷(相模原市南区麻溝台)は、9月から自社ブランドプロジェクト「印刷市場」を本格的に始動する。コンセプトは「あるようでなかったプリントアイテム(印刷商品)シリーズ」。現在、「ノベルティーパズル」「タイムリー会社案内」「ラッピング封筒」の3サービスを発表した。
 ノベルティーパズル「パズル屋さん」が第1弾。必要なときに販促品としてジグソーパズルをつくるサービスで、商品と利用法をあわせて提案している。
 社名やロゴなど、オリジナルのデザインをカラーで印刷できる。はがきサイズからA4判まで対応。価格はロット数が多くなれば、低コストに抑えることができる。
 第2弾の「タイムリー会社案内」は、会社案内の表紙をいつでも、最新の情報に更新できるサービス。価格は100部で1万1000円。10~300部までの少数でも印刷できる。
 初回印刷は、表紙と2ページ以降の内容(代表あいさつ、会社概要など)を制作。2回目以降で表紙の変更や増刷が必要な場合、専用アドレスからメールで受け付ける。
 第3弾は、ちょっとしたものをプレゼントする時に使う「ラッピング封筒」。小ロッド・低価格なので、必要な数量を発注でき、在庫を抑えることができる。
 完成したデザインや、用意された定形のデザインから選ぶことで、角2封筒は10部3190円から。長3封筒なら10部2900円から印刷できる。
 プランニングマネージャーの荒井慶太氏は「いずれの商品も100件の顧客獲得を目標としている。小さな声をすぐに“かたち”にして、アイデア商品を数多く発表していく」と意気込む。  (2015年5月1日号掲載)

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