サンクトガーレン、パイン使用のビールを発売


06-2men  地ビールメーカーのサンクトガーレン(厚木市金田)は4月23日から、ゴールデンパインを使用したフルーツビール「パイナップルエール」を9月までの夏季限定で販売する(=写真)。
 特徴は、デルモンテの管理農園で栽培されたゴールデンパインを、1回の仕込み(2340リットル)で600キログラム使用。発酵する前の「麦汁」の段階で果実を投入し、一緒に発酵させる。
 パイナップルは、果汁や香りの損失を防ぐため、手作業で切ったものを使用。濃縮果汁とは異なり、泡からほんのり甘いパイナップルの香りを感じることができるという。
 同製品は、2013年の国際ビール審査会「ワールド・ビア・アワード」のフルーツビール部門で「アジアベスト」を受賞。国際的な評価を得ている。
 アルコール度数は4・8%。330ミリリットルのビン入りで、価格は463円。公式オンラインショップ、または伊勢丹相模原店、小田急百貨店町田店などで販売される。
 同社はオレンジやチョコレートなど、ユニークなフレーバービールを製造する。5月1日(エイプリルフール)には、24時間限定で抗菌ワサビ成分入りの「バラン(弁当などの仕切り)エール」を発売するなど、常に革新的な味を追求している。
(2015年5月1日号掲載)

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