ふれあい科学館、JIA25年賞を受賞/地域貢献で


 相模原市の「相模原ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」(相模原市中央区水郷田名)が第14回日本建築家協会(JIA)25年賞(2014年度)を受賞。美しく維持され、地域社会に貢献してきたことが認められた。
 同施設は、相模川への関心を深めてもらうことを目的に、1987年11月に完成。年間12万人が訪れ、多くの市民らから愛されている。
 建物の老朽化などを改善するため、2012年度から1年半の改修工事を実施。自然環境体験などの機能が向上し、昨年3月にリニューアルオープンした。
 施工者は建築が相陽建設(同市緑区西橋本)、改修が古木建設(同市南区上鶴間)。設計は環境デザイン研究所(東京都港区)が担当した。
 審査委員の黒木正郎氏は「相模川と同じように、この施設は地域を結びつけ文化を次の世代につなぐ役割を果たしている」と講評した。 (2015年5月10日号掲載)

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