相模原市、一部票を開披再点検へ/市議選で次点


 相模原市選挙管理委員会は5月20日、4月12日に投開票された市議選南区選挙区について、計78888票の再点検を実施する。5月20日に再点検を行い、27日までに認容や棄却などを決定する。
 再点検の対象は①「大槻」の按分票②「大槻」氏の有効票③同性の別候補者の有効票④無効票―。再点検の結果に基づき市選管で審議し、27日までに決定する予定。
 同選挙で落選した大槻和弘氏(59)=無所属元職、自民推薦=から4月27日、市選管に一部当選人の無効を求める異議申し立てがあった。
 異議申立書では、有効と思われる数票が無効票とされたほか、同姓の候補者と按分(あんぶん)された―と主張。最下位当選者の当選は無効とし、次点である自身を当選とするよう求めている。
 市選管によると、開票作業に関わった市職員に聞き取り調査を行った。申立書にある行為は、事実と認められなかったという。(2015年5月20日号掲載)

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